寝る前にコンタクトを外し忘れちゃった!目の負担は大丈夫?

コンタクトレンズユーザーであれば、ついついやってしまいがちなことの一つに「コンタクトレンズをつけたまま寝てしまった」なんて経験はありませんか。
お酒を飲んだ後や、仕事で疲れて帰ってきた時など、いけないとわかっていても外さずに寝てしまうこともあります。コンタクトをつけたまま寝ると良くないと言われていますが、目にはどのような影響を与えてしまうのでしょうか。また、つい寝てしまった時はどのような対処法が必要なのでしょうか。

コンタクトレンズをつけたままにすると感染症のリスクも!

最初は説明書きをしっかりと読んで使っていたコンタクトレンズも、慣れてくるとつい注意事項を守って使うことが出来なくなってしまいます。例えば、長時間の装着は目に負担がかかるので1日8時間ぐらいを目安にと言われています。しかし仕事をしていればたいていの人が8時間労働になるので、そんな規則を守って仕事をするのは簡単な話ではありません。
気がついたらコンタクトレンズをつけたまま寝ていた・・・なんて人もいるとは思います。ですがこの行為、実はとっても危険です。つけたまま寝てしまうと目の感染症になる可能性が5倍から、なかには10倍にも増えてしまうのです。結膜炎や角膜浮腫、角膜血管新生などの症状を引き起こしてしまう可能性があり、目にはとても危険であることがわかります。

他にもコンタクトを寝る時につけたままにすると怖い理由

また、角膜には血管が無いため大気中から酸素を取り入れているのですが、コンタクトレンズをしていると上手く行うことが出来ません。角膜が酸素不足になると黒目に血管が侵入してしまうなどの原因にもなりかねません。
さらに人間は寝ている時に眼球が動いていて、コンタクトレンズがついていた位置からズレてしまい痛みを伴うことに繋がります。レンズが目の中で乾燥することで眼球に傷をつけてしまう可能性もあり、そこから感染症を引き起こす引き金となるのです。一時的なものであればいいかと思ってしまいがちですが、ひどくなると失明などの危険性も。

また「酸素通過率」の高いコンタクトレンズも主流となっているので、昔よりは目にかかる負担は軽減されていますが、帰ってきたらまずはコンタクトレンズを外す癖をつけましょう。長く付き合っていくものだからこそ、コンタクトレンズを上手に使用していきたいものですよね。


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