子どもの近視進行抑制とは?考え方やレンズ・治療法を解説

子どもの近視進行抑制とは?考え方やレンズ・治療法を解説
子どもの近視進行抑制

近年、子どもの近視進行抑制(マイオピア・マネジメント)に関する研究が世界中で進んでいます。本記事では、その最新の考え方や、近年注目されるレンズ・治療法についてわかりやすく解説します。

現在、日本でも小学生・中学生の視力低下が大きな課題となっています。以前は「見えにくくなったらメガネを作る」という考え方が一般的でしたが、現在では早い段階から子どもの近視と向き合うためのさまざまな選択肢へ関心が高まっています。

子どもの近視進行抑制(マイオピア・マネジメント)とは

近視とは、遠くのものがぼやけて見える状態です。眼球の長さ(眼軸長)が伸びることで起こることが多く、成長期の子どもは特に近視が進みやすいとされています。

近年はスマートフォンやタブレットの利用増加、屋外活動時間の減少なども背景として指摘されており、低年齢から視力低下が見られるケースも少なくありません。

また近視に関する研究では、近視が強くなるほど将来的な眼疾患リスクとの関連が指摘されているため、早い段階からお子さまの目の状態を定期的に確認し、適切な対応を検討していくことが重要とされています。

参考:日本近視学会『近視とは?』 https://www.myopiasociety.jp/general/about/

近年注目される小児の近視用メガネレンズ

現在は、子どもの近視に配慮した特殊な構造を持つ小児の近視用メガネレンズが登場しています。代表的なもののひとつが、HOYAのミヨスマート(MiYOSMART)です。

HOYAによると、ミヨスマート(MiYOSMART)は、周辺遠視性焦点ぼけ理論に基づいて網膜周辺部に近視性のぼけを作り出す「DIMSテクノロジー」を採用した小児の近視向けメガネレンズです。また、薄くて軽い素材でありながら高い耐衝撃性を備え、子どもの日常使いにも配慮した設計とされています。

当店(ビジョンメガネ)は、HOYAミヨスマートの販売取扱認定店です。ビジョンメガネ全店でお取扱いしております。お子さまのライフスタイルに合わせたフレーム選びをサポートいたします。なおミヨスマートご購入には、眼科医の処方箋が必要です。

【HOYA】ミヨスマートレンズについて https://www.vc.hoya.co.jp/miyosmart/user/

メガネだけではない近視への取り組み

現在はレンズ以外にもさまざまな方法があります。例えば以下のような選択肢があります。

  • 低濃度アトロピン点眼
  • オルソケラトロジー
  • 専用コンタクトレンズ

ただし、適応年齢や目の状態、生活スタイルによって選択肢は変わります。そのため自己判断ではなく、眼科での検査や相談が重要になります。

参考:日本近視学会『近視の進行抑制治療』 https://www.myopiasociety.jp/general/care/flow.html

ミヨスマート(MiYOSMART)レンズを作る流れ

初めて小児の近視用メガネレンズを検討する場合は、一般的なメガネ購入とは少し流れが異なります。

01
まずは眼科を受診する

子どもの視力低下は近視だけでなく、遠視や乱視、眼疾患などが関係している場合もあります。また、特殊な構造を持つ小児の近視用メガネレンズをお作りする際には、眼科医による診断と処方が必要となります。そのため、まずは眼科で視力や目の状態を確認し、眼鏡処方箋を作成してもらいます。

02
眼鏡店で相談する

処方箋を持参し、ミヨスマート(MiYOSMART)を取り扱う眼鏡店で相談します。ビジョンメガネなら全店がミヨスマート販売取扱認定店ですので、スムーズな対応が可能です。知識の豊富なメガネのマエストロに相談しながら、お子さまに合ったフレームを選ぶことが大切です。

03
フレームを選ぶ

成長期の子どもは動きが多いため、「ずれにくい」「軽い」「耐久性がある」「顔にフィットする」といった条件が求められます。条件を満たしたうえで、お好みのフレームと組み合わせてご使用いただけます。ビジョンメガネでは、ビジョンメガネオリジナルフレーム「MYDO Jr(マイドゥ ジュニア)」や眼科医推奨の「Tomato Glasses(トマトグラッシーズ)」など取り揃えています。

04
フィッティング・測定を行なう

フレーム決定後は、視力測定から生活環境に合わせたレンズを提案し、お顔に合わせて細かな調整を行ないます。子どものメガネは掛け位置が変わりやすいため、光学中心とアイポイントを合わせたフィッティング調整をすることで、快適な装用感とレンズ本来の性能を発揮しやすい状態へ整えます。

05
完成後に再調整して受け取る

メガネ完成後は、実際に掛けた状態で最終調整を行ないます。見え方や掛かり具合を確認し、耳や鼻への当たり方なども細かく調整して受け取ります。

06
定期的に視力チェックを受ける

子どもの視力は成長とともに変化します。購入後も、製品に同梱されている「視力サポート手帳」を持参して定期的に眼科で検診を受けましょう。また、お店でも「度数が変わっていないか」「メガネがずれていないか」の確認に加え、活発なお子さまが使用することによる「フレーム自体の変形」がないかフィッティング調整を行なっていく継続的な管理が大切です。

子どもの近視は早めの相談が大切

以下のような様子がお子さまに見られる場合は、眼科へ相談してみましょう。

黒板が見えにくそう
テレビに近づく
目を細めることが増えた
度数の変化が早い

現在はさまざまなレンズや治療法が登場しており、お子さまの年齢や生活スタイルに合わせた選択肢が広がっています。大切なのは、無理なく続けられる方法を選びながら、定期的に目の状態を確認していくことです。

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