【運転免許更新】必要な視力・深視力・聴力対策を眼鏡のプロが解説

【運転免許更新】必要な視力・深視力・聴力対策を眼鏡のプロが解説|ビジョンメガネ
メガネをかけて車を運転する女性

「免許更新のハガキが届いたけれど、今の視力で通るか心配…」「最近、夜の運転で対向車のライトが眩しい…」 運転免許の更新時期が近づくと、講習の手間だけでなく、適性検査(視力・聴力)への不安を感じる方は少なくありません。実際、検査で不合格となり、当日に手続きができず出直しになるケースも存在します。

今回は、法令に基づいた正確な合格基準と、意外と知られていない深視力や聴力の対策、そして更新後も安全に運転し続けるための準備について、メガネと補聴器のプロであるビジョンメガネが解説します。

目次
1)まずは確認!法令で決まっている運転免許の視力・聴力の合格基準
2)眼鏡のプロが解説「0.7見える」と「安全に運転できる」は違います
3)【プロドライバー必見】深視力検査に通らない理由
4)「夜が眩しい」「ナビが見えない」は、度数ではなくレンズで解決
5)【忘れがち】聴力も運転免許の更新に大切なポイントです
番外編)写真でNGが出る?運転免許の申請用写真の準備とメガネ・コンタクトの注意点
まずは無料の視力・聴力チェックへ

1)まずは確認!法令で決まっている運転免許の視力・聴力の合格基準

適性検査の基準は、道路交通法施行規則により以下のように定められています。

視力の基準
免許の種類 視力条件
原付・小型特殊 両眼で0.5以上
(片眼が見えない場合、他眼の視野が左右150度以上で視力0.5以上)
普通・大型二輪・普通二輪・原付・大型特殊 両眼で0.7以上かつ、片眼がそれぞれ0.3以上
(片眼が0.3未満の場合または片眼が見えない場合、他眼の視野が左右150度以上で視力0.7以上)
大型・中型・準中型・牽引・第二種 両眼で0.8以上かつ、片眼がそれぞれ0.5以上さらに深視力検査(三桿法)に合格すること
聴力の基準
免許の種類 聴力条件(補聴器の使用可)
大型・中型・準中型・普通・大型特殊・牽引・第二種 10メートルの距離で、90デシベルの警音器の音が聞こえること
(ただし準中型・普通で聞こえない場合は、特定後写鏡(ワイドミラー)の装着等の条件が付く場合あり)

【運転許の名称】原付免許・小型特殊自動車免許・普通免許・大型二輪免許・普通二輪免許・原付免許・大型特殊免許・大型免許・中型免許・準中型免許・牽引免許・第二種運転免許

出典:“道路交通法施行規則(昭和三十五年総理府令第六十号)”.e-Gov法令検索.令和7年10月1日 施行.https://laws.e-gov.go.jp/law/335M50000002060,(参照 2025-11-21).

【ここがポイント】

一般的な普通自動車免許では、「両眼で0.7」が視力のボーダーラインです。また、大型免許や二種免許(プロドライバー)の方は、視力だけでなく「聴力」も重要な合格要件となります。

2)眼鏡のプロが解説「0.7見える」と「安全に運転できる」は違います

運転免許更新センターの視力測定会場

ここからが重要なポイントです。
「検査で0.7見えれば、それで安全」と言い切れるでしょうか? 私たちプロの答えは「NO」です。

●「検査室」と「道路」の環境ギャップ

運転免許更新センターの視力検査は、明るい室内で静止したマークを見るいわば「最も条件の良い状態」で行なわれます。しかし、実際の運転環境はもっと過酷です。雨の日で視界が悪い(コントラストの低下)、夕暮れ時で薄暗い、高速道路などでスピードを出している状況など、条件が悪くなると明るい検査室では「0.7」見えていたとしても、実際の路上では標識や歩行者の発見が遅れてしまう可能性があります。0.7という数字はあくまで法的に運転を許可する「最低ライン」です。天候や時間帯に関わらず、常に余裕を持って危険を察知するために「余裕のある度数」に合わせておくことをおすすめします。

●レンズの傷に注意

度数は合っていても、レンズに「細かい傷」や「コーティングの剥げ」があると、光が乱反射してランドルト環(Cマーク)が見えづらくなることがあります。更新前にお近くのビジョンメガネで、メガネのクリーニングとレンズの状態のチェックを受けることをおすすめします。

3)【プロドライバー必見】深視力検査に通らない理由

大型免許、中型免許、準中型免許、牽引免許、第二種運転免許の場合、三桿法の奥行知覚検査器により2.5mの距離で3回検査を行ないます。これらの免許をお持ちの方が苦戦する「深視力検査」は、3本の棒のうち中央の棒が前後に動き、3本が横並びに並んだ時に棒を止める「三桿法(さんかんほう)」という検査です。「何度やってもタイミングが合わない」という方は、練習不足ではなく目の状態に原因がある場合があります。

● 未矯正の乱視

視力は出ていても、乱視が残っていると棒の輪郭がブレてしまい、遠近感が掴みづらいと言われています。

● 不同視

両眼の屈折力(度数)に差がある状態のことです。距離感や立体感を正確に認識づらくなり、生活の質(QOL)を損なう可能性があると言われています。

 

「深視力が不安」という方は、ただ度数を強くするだけでは解決しないことがあります。重要なのは「両眼視のバランス」です。これを精密に調整することで、今まで見えにくかった立体感がハッキリ見えるようになるケースがあります。
ビジョンメガネには、深視力測定器を設置している店舗が多数あります。(ビジョンメガネの深視力測定器設置店舗はこちら)更新直前ではなく、少し早めにご相談ください。


出典:“不同視,不等像視の眼光学 アップデート”.J-STAGE 日本視覚学会誌.2022年43巻4号p.86-90.https://www.jstage.jst.go.jp/article/jpnjvissci/43/4/43_43.86/_html/-char/ja,(参照 2025-11-21).

4)「夜が眩しい」「ナビが見えない」は、度数ではなくレンズで解決

夜間にメガネをかけて運転する女性

お客様からよく伺うお悩みに、以下のようなものがあります。

  • 「視力は良いはずなのに、夜の対向車のライトがギラギラして怖い」
  • 「西日が眩しくて前が見えない」
  • 「遠くは見えるけど、カーナビやメーターの文字がぼやける」

これらは、視力(度数)を強くするだけでは解決できない問題です。


1.「色の濃すぎるサングラス」は夜間NGです!

「眩しいから」といって、色の濃いサングラスをかけて夜道を運転するのは非常に危険であり、日本産業規格(JIS)でも禁止されています。レンズの濃度が25%を超える(可視光線透過率75%未満)ものは、光量不足で視力が低下するため、夜間や夕暮れ時、トンネル内での運転には使用できません。「夜のライトが眩しい」という場合は、濃い色で光を遮断するのではなく、光の乱反射を抑える偏光レンズや、眩しさを抑えるカラーレンズ(夜間運転に適合した薄いカラーレンズ・濃度25%以下)を選ぶのが正解です。



2.運転中も色が変わる!次世代の調光レンズ

「昼間の西日は眩しいけれど、トンネルや夜はクリアに見たい」
そんなドライバーの方に今、最も選ばれているのが「調光レンズ(トランジションズ)」です。特に「トランジションズ エクストラアクティブ ニュージェネレーション」は、従来の調光レンズと異なり、UVカットガラスの車内でも紫外線と可視光に反応して色が濃くなるのが特徴です。1本のメガネで、昼はサングラスとして眩しさを防ぎ、夜はクリアなメガネとして安全に運転できるため、掛け外しの手間がありません。



3.「カーナビが見えない」という隠れたリスク

意外と多いのが運転中の老眼問題です。「運転免許の更新時、遠くを見る検査は通ったけれど、手元のナビやメーターが見えない」という状態は、確認に時間がかかり、わき見運転の原因になりかねず危険です。ビジョンメガネでは、遠くの景色も手元のナビもスムーズに見える「運転に適した遠近両用レンズ」のご提案にも力を入れています。


5)【忘れがち】聴力も運転免許の更新に大切なポイントです

ビジョンメガネのきこえのチェック

免許更新においては、視力だけでなく聴力(補聴器)も重要です。特に大型免許や二種免許では聴力検査が必須ですし、75歳以上の高齢者講習では、職員の説明や指示を正しく聞き取る必要があります。

  • 「最近、テレビの音が大きいと言われる」
  • 「講習で指示が聞こえるか不安」

そのような方は、更新前に一度「きこえのチェック」をしておくと安心です。
ビジョンメガネは、メガネだけでなく補聴器の取扱店でもあります。視力測定と合わせて、きこえの測定や補聴器のクリーニング・調整も可能です。一部店舗では、認定補聴器技能者も在籍しています。安心してご来店ください。


番外編)写真でNGが出る?運転免許の申請用写真の準備とメガネ・コンタクトの注意点

運転免許センターの写真撮影

運転免許証の写真は、運転免許更新センターで撮影する場合と、写真を持参する場合があります。運転免許更新センターで撮影する場合は、職員の指示に従って撮影に挑みましょう。写真を持参する場合は、以下の規定に沿った写真を用意しましょう。

● 適当な写真

・6カ月以内に撮影したもの
・無帽、正面、上三分身、無背景のもの
・大きさは縦3cm×横2.4cm ※頭上を2~3mm空ける
・提出する写真の裏面に撮影日と氏名を記載する
・医療上の理由等がある場合、当該理由を確認の上、顔の輪郭が分かる範囲で頭部を覆うなどするかつら、ウィッグ、スカーフ、医療用の帽子(つばのないもの)の使用を認められている。

出典:“​適当な写真”.大阪府警察.https://www.police.pref.osaka.lg.jp/tetsuduki/untenmenkyo/photo/3692.html,(参照 2025-11-21).


● 不適当な写真例

・裏面に記載した文字が、透けて見える写真用紙は受付られない
・イヤホン・ヘッドホン(補聴器は除く)は、外した状態の写真を提出する
・写真にキズ、汚れ等があるもの、印刷時に線や点の写り込んだものは受付られない
・提出する写真は、6か月以内に撮影したものでないと受付られない
・加工修正したもの、不鮮明(ピントが合っていない)なものは受付られない
・粒子が粗く、ほくろ等の特徴が不鮮明なもの、輪郭がジャギー状になっているものは受付られない
・スマートフォン等で撮影(いわゆる自撮り)した結果、画像が反転しているものは受付られない

出典:“​不適当な写真例”.大阪府警察.https://www.police.pref.osaka.lg.jp/tetsuduki/untenmenkyo/photo/3690.html,(参照 2025-11-21).


● コンタクトレンズの方:「カラコン」は外す準備を

特に注意が必要なのは、カラーコンタクトや、瞳の輪郭を強調するサークルレンズをご使用の方です。多くの運転免許更新センターや警察署では、個人識別の容易さ(本人確認)を確保するため、瞳の色や大きさが変わるレンズを装着した写真は、不適正(受理できない)として扱っています。

兵庫県警察の公式サイトでは、受理できない写真の例として次のように明記されています。“カラーコンタクトで著しく目の大きさや色が変わっているもの”と示されています。

当日は職員の指示により、外さなければならない可能性が高いため、必ず「保存ケース」と、外した後に使用する「メガネ」を持参しましょう。

出典:“持参写真による運転免許証の手続きについて”.兵庫県警察.https://www.police.pref.hyogo.lg.jp/traffic/license/photojisan/index.htm,(参照 2025-11-21).

まずは無料の視力・聴力チェックへ

ビジョンメガネの視力測定

免許更新のハガキが届いたら、運転免許更新センターや警察署に行く前に、まずはビジョンメガネにお立ち寄りください。

1.今の視力・聴力を無料でチェック

合格基準に達しているか確認します。ビジョンメガネの視力測定は無料です。またお使いのメガネもご持参ください。今の目の状態に合っているか確認させていただきます。

さらに大型免許や二種免許(プロドライバー)の方に向けて、ビジョンメガネでは以下の店舗で「深視力測定」をご利用いただけます。
セキチュー高崎店(群馬県)eyevory by ビジョンメガネ イオンモール川口店(埼玉県)北習志野本店(千葉県)町屋店(東京都)たまプラーザ店(神奈川県)豊田店(愛知県)京都堀川本店(京都府)守口店(大阪府)いこらも~る泉佐野店(大阪府)板宿店(兵庫県)高田バイパス店(奈良県) 守恒店(福岡県)戸畑一枝店(福岡県)サンリブ田川店(福岡県)友泉亭店(福岡県) (2026-01現在)

2.メガネ・補聴器の無料点検

クリーニングやフィッティング調整をするだけで、見え方や聞こえ方が改善する場合もあります。

3.運転環境に合わせたご提案

「夜の運転が多い」「長距離を走る」など、あなたのライフスタイルとお悩みに合わせた解決策を眼鏡のプロがご案内します。今後のカーライフにお役立てください。


私たちビジョンメガネは、快適な視界と聞こえで、安全なカーライフを応援しています。


私たちビジョンメガネは、お客様の一番そばにいる地域密着の眼鏡専門店です。眼鏡専門店ならではの600種類以上のグレードの高いレンズを取り揃え、視力矯正優先ではなくお客様の生活に合ったレンズをご提案し、最適な眼鏡をお作りします。お子さまからご年配の方まで、すべての年代のお客様の「みえる」をサポートいたします。

◆ビジョンメガネで使えるウェブクーポン

ビジョンメガネが初めての方もリピートの方も、メガネご購入時に使えるウェブクーポンをご用意しました。

▼クーポンをダウンロードいただき、注意事項をご確認の上、ご精算前にスタッフへ画面をご提示ください。


 

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